佐久間 教育・社会・ほのぼの・プンプン


by kouyouhs
田舎に住む姉の家のリフォームの
業者を決め、話を進める為に
宮城に来ておりました。

滞在中は毎日よく晴れて良い秋日和でしたが、
紅葉はまだまだです。

今は常磐道を上っており、
車中で国会審議を見ています。

まあ、上手に原稿を読めましたね。
マルですよー。
の答弁は、相変わらずです。

「細かに積み上げ、
慎重に検討して、」
はい、そして、
「丁寧に対応する。」

いいお答えです。
具体的な対策は何一つ語りませんから、
予算もいらない、
何の策も打たなくて良いということです。

立派な答弁です。
できる人は、国民に何も約束しない。
何も手を打たない、
よって、予算も要らない。
良い政治家は、無策なことが大事です。

ということですか?ね。

国民の皆様、
私たち、そんなにおバカではないはずです。
もう、いい加減、
「あなたたち、全員退場!」と
突きつけてやりましょうよ。

主人がどこからの情報か
おい、お前、国会議員の給料
また、上がったらしいぞ!とのこと。

はあ?朝でしょう。
文書通信費は取りやめ、給料減額、
それが今一番やるべき具体策ではないですか?

国会議員の世襲制の廃止、
税金の特別優遇制度の廃止は、
当然でしょう?

また、政党への企業献金、やめなくちゃね。

漢文の授業で習ったことだけれど、
政治家は商人との関係は断たなければならない。
ようなことがありました。
出典が何かは、調べないとわかりませんが、
何かにあった記憶もあります。

昔から政治家との癒着があったからこその
記述です。

まったくねえ、ということですね。今も昔も。

それにしても、総理、
あなたの表現の、何と軽いこと。
あなたの国民への想いは、
わずかな語彙で、事足りるということ、
数個の単語で表わせる
わずかな気持ちしかないということですよ。

国民が賢くならないと、だめね。
あーあ。

まもなく水戸ですね。




# by kouyouhs | 2023-10-24 13:53 | 縁はないかも知れない方々へ

はとバスツアー

高校の友人と、はとバスツアーに行きました。
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東京駅発、二重橋を横に見て、
海底トンネルを通り
ベイエリアのいくつかの橋を眺め、
港の見える丘公園で自由散策
外人墓地や横浜開港時の
洋館のいくつかを見て、
噴水まわりのイングリッシュガーデンを鑑賞し
横浜中華街でコース料理、そして自由行動
お土産の肉まんや胡麻饅頭を買ったりして
関帝廟に辿り着く。
軽く写真を撮って、一応お参りしましょうかと
階段を登ると
お参りの際はお線香をお求めくださいの札
お線香ね、と案内所に行くと
五百円ですと即答。

あら、しゃあいいですーとUターン。
手前でお祈り、はいチャンチャン!

さすが、商売の神様ですね。

マリンタワーからパノラマビューイングを
堪能する予定でしたが、強風で中止。
代わりに赤レンガ倉庫に案内され
しばし、散策。

その後、シーバスに乗り、横浜駅まで航行し、
再びはとバスで東京駅まで戻る行程。

若いガイドさんが、丁寧に説明をし、
東京のバスガイドの歌も歌い、
高齢者にも大好評。

風は強くても、すっきりした秋晴れの1日
高校の友人と3人で小旅行。
修学旅行のない高校だったので、
嬉しいパス旅行になりました。
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# by kouyouhs | 2023-10-22 10:49 | 縁はないかも知れない方々へ
かなり前に行われたジャニーズ問題についての
第三者委員会の会見は
鋭くて公明正大な印象を受けた。
性加害を、しっかりと断罪した、
あの弁護士達や心理の専門家の記者会見は
見ていてスッキリした気分になった。
モリカケ問題に関わった役人達や政治家達
関係する裁判に関わった人達に
見習わせたいと思った。

しかし、その公正公平な委員会の報告、
指摘を受けた、ジャニーズ事務所の対応は
どうだろう。

代表となった東山氏は、
以前の体質から抜け出せずにいる印象だ。
比較的改革派で、より誠実に見える
井ノ原氏という役割分担を見せつつ、
なんとか過去を捨て出直して進んでいく
というストーリーを
考えたのだろうけれど、
最初の会見は
それなりに演じることはできたのかもしれない。
けれども、本質は変わらないし、変えられないのかと思わせる2回目の会見を観た。

その後すぐ、記者会見の参加者リストに
NGマークの報道。
やっぱり、と妙に納得した。

会見の運営を任せた会社とのやりとりが、
何よりの証拠。
役員会でNGマークを指摘しつつ、
後半で指名するという回答のくだりを
恥ずかしげもなく公開できること自体が
何よりの証拠。
忖度体質を露呈していることに
気づかないことが何よりも問題だということ。
ジャニーズから一つも脱却できてない証。

NGの件の説明を聞くと、
あの井ノ原氏の 
落ち着いてくださいとか、
子ども達が見ているからという言葉の
何と空々しい、または、白々しいこと。
爽やかで真面目な印象だっただけに、
この人も抜け出せないんだなあと残念に思う。

モリカケにも、
ジャニーズ問題の第三者委員会のように、
公平公正に事案を検証する必要があるし、
誰にも忖度しない検証が必要だ、今でも。

そして、何よりも、
問題の存在を知りつつ
報道も取材もしないマスコミの罪も重い。

ジャニーズ問題に触れずに
タレントを提供してもらうために口を噤む。
力に屈する、あるいは寄らば大樹の陰という対応
忖度、酷く言えば、へつらい。
マスコミの責任を問われても、
何ら真剣味もなく、本当の反省もない。

モリカケも、ジャニーズも、本質は同じ、
隠蔽と誤魔化し、結果沈黙。
忘れ去られる日を待つ、そのために知らせない。

そして、昨日朝、さらっと報道された
巡航ミサイルの購入のニュースと、
国産が間に合うまでは
アメリカから輸入といつニュース。

いつのまに、防衛費を増大させ、
武器を購入し、
武器を作ることも奨励する国にした?

国を守るのは、兵隊と武器を増やすことか?

国を守るためには
人を育てることじゃないのか?
長い将来、滅ぼされることも、
滅ぼすこともない
子どもも年寄りもどんな人種も宗教も、
許容され認め合える
穏やかで、温かい、命を尊重する社会を作る
そのために、国は全力を上げるべきだ。

国の基は人にある
目先の利益を追求する、
目先の出来事に拙速に対応する
自分の保身と損得ばかり考える政治家たち
その人たちをそのまま居座らせてはならない。

それにしてもじんざいがいない。
教育が重要視されずにきたツケだと思う。
教員不足の対応も、愚かな政策ばかりだ。
教育そのものも、教員の待遇も、
採用の仕組みも、まともに考える人達に
真剣に考えて欲しいものだ。

文科大臣にましなのがいない。
そういう時は官僚がまともであって欲しい。
どこもかしこも、何だかなあ。

今日は仙台、お墓参りに向かっています。



# by kouyouhs | 2023-10-06 06:38 | 縁はないかも知れない方々へ

スペシャルニーズの教育

オーストラリア、ニュージーランドに
文科省の教員海外派遣事業で、
教育視察に行ったことがあった。
ニュージーランドでは、たまたま訪問した日が
教員のストライキの日で
訪問先の高校では
待遇改善の要求に多くの教員が参加するため、
学校に残っているのはわずかであった。
校長も、ストライキを支持していて
日本と違って給料や待遇が
十分保証されていないと嘆いていた。

当然、私もお手伝い。
海に日本の季節の行事の話をした。
日本語で言い換えがたくさんできると、
より簡単な単語で表現できるので
思ったよりは楽にコミュニケーションができる。

英語学習は、こんな感じに
ざっくり学ぶ感じで良いのに、と思う。

小学校の視察で、印象深かったのは
支援の必要な子どものための教室に
専門性の高い教師が配置され
スペシャルニーズの対応の時間以外は
どの子も普通のクラスにいる。

どこの教室もそれぞれに違う授業で
日本の教室の風景とは違っていた。
床に直に座って討議をしていたり
子ども同士で何かを作っていたり、
楽しそうだった。

日本のように画一的でないことが
新鮮ではあったが
一方で、誰に対してもある程度の
基礎学力を保証することも大事だということを
再認識もした。
日本式、読み書き算盤、という
社会生活の基本の学力は
とりあえず、
皆に与えておくうえでは
かなり有効だ。

見習うべきは、むしろスペシャルニーズという考え方と、
同じ教室で生活するということ、
専門的な教員が
こうした子どもたちと、
他の教員をサポートするという仕組みである。

一緒に過ごす時間、
空間を大事にしつつ、
様々な運動や知能や情緒の面で
機能訓練や練習を行う
様々な専門的な治験に基づく教育が
丁寧に行われつつ、
日常の交流が、
その子どもの生活の当たり前のこととして
自然に展開されている。

私は特別支援教育の意義を高く評価しているし、
それぞれの課題に応じたサポートが
専門的知見に基づいて行われるべきだと思っているが
日本のようにスペシャルニーズの子どもたちを
集めるのではなく、
スペシャルニーズの子どもの所へ
スペシャリストが出向いて
教員や児童、生徒をサポートすることは
当事者と周りの子どもたちにとって
一番自然なやり方だと思う。

あとは、施設や設備の面で
集中させることの意味もあり
予算や施設の問題と需要や運営の面でも
より良い方向を目指して、仕組みや活用の仕方を考えていけば良いと思う。

保護者も、まずは子どもの現状を
より客観的に把握できるような、
専門家の知見と、心情を理解した助言により
正しい理解と認識によって
適切な教育や機能訓練の環境を考えていけることが
重要だと思う。

いずれにしても、日本では
小人数制ですら確保できず、
教員志願者すら激減しているのでは、
共生も、なにも絵空事になってしまっている。
教員自体が救われることが最重要課題になっているが、
すべては、同じ根っこを持つ
日本の政治の問題だと思っている。

# by kouyouhs | 2023-09-27 05:44 | 縁はないかも知れない方々へ
平成13年のことだったと思う 
9.11が起きた時、その直後に、
文部科学省の教員派遣で、
オーストラリア、ニュージーランドの
教育視察に参加した。
千葉県の小中高校の教員10名程度で
編成された
確か、千葉県第123団だったような気がする。

オークランドからタウポという街に向かい、
日本で言う少年自然の家を
少し良くした感じのホテル?宿泊施設に泊まり
何日かそこの学校を回ったり、
ホストファミリーを訪問すると言う経験をした。
タウポに向かう途中で、
温泉にも入り、
といっても、プールのように、水着で入るし、
灰色の泥のお湯で、日本の温泉のようには
楽しめないが
丁度椎間板ヘルニアのあとだったので
腰には効いたようで、
その後少し楽になった。

私が何も気にせず下手な英語で話すので
他の先生たちも楽になったのか
やっと少しずつ話し始めた。

特に英語の先生は、
間違えたらどうしようと思うのか
話始めるまでが長いなあと
内心、英語の先生なのにと思っていたが、
専門家の方が評価を気にするから
気軽に話し出せないんだなあと
学ぶこともあった。

私のように失うもののないものは強いし、
楽に生きられるものだとも思った。

ここでも、その町の高校で
日本語の授業を急遽やることになって
楽しかった。

どこでも楽しいことがあってありがたいと思った。


# by kouyouhs | 2023-09-16 06:25 | 縁はないかも知れない方々へ