佐久間 教育・社会・ほのぼの・プンプン


by kouyouhs

保育仕事  見る 聞く 作る  千葉県民の日の体験講座

千葉県民の日の千葉敬愛短期大学 体験講座です。
材料の都合、保育園に見学に行く都合で、
25人までに制限をしての開催でした。

茨城県は通常授業の日です。
その辺りは、無理と思っており、
特段の注意を事前にしてなかった為、
茨城県の県立高校からも参加の申し込みがあり
そのことを聞いて、慌てて連絡を取ると
本人達の進路のために、特段の配慮を
校長先生がなされたとのことで、
大変申し訳なく思いました。
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保育者としての心構えや保育ということについて
隣接するさくら敬愛保育園の守屋園長から
実践事例などを挙げてお話しいただきました。
子どもたちや保護者に対する深く、温かい思いが
溢れたお話に保護者の方も高校生も、
私たち教職員も心を打たれ、
深い学びの機会となりました。

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岡崎先生の挨拶と参加者同士の交流にもなる
手話での歌、手遊びをして、
本学のメディアセンター自慢の 
えほんのもりを見学し
そのまま保育園に向かいました。
朝から元気に遊ぶ子どもたちの声が聞こえ、
園庭の外から見学する高校生を見て
積極的にアピールする子、
恥ずかしげに下を向きつつ、こちらを気にする子
遊びに夢中になっている子
1人で離れていく子
どの子のことも見たりそばに行ったりする保育者の様子
目の前の子に対応しながらも全体を見て
子どもの安全、様子に気を配る様子に
それぞれ学ぶことが多くありました。

私のことも気にかけてくれて、
また、当然ちょっかいを出すおばあちゃんなので
子どもたちは次々にお話をしてくれます。
僕五歳と得意げに話す子に、
おとなげない私は、
おばあちゃんは、六十五歳と偉そうにすると
ヒエーとびっくりする子ども。
なんだかわからないけど
すごそうに思ったのでしょうね。

そんなふざけた様子を見て、
子どもとふざけてもいいんだ、
こんなふうな関わりでもいいんだと
少し安心したのか、
高校生も少しずつ声をかけたりしていました。

私は、見るだけでも大きな経験になると思っています。
子ども理解も、見ること、聞くこと、そこから始まり
知るから理解、そして支援につながっていくと
思っています。
高齢者福祉も、障害者福祉も、同じです。
知ることが何より大事です。

そしてそれは自分とクラスの仲間、
家族、職場と社会に対してもそうだと思っています。
人と人の関係も、まずは知ることから
理解につながるものと思います。
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保育の仕事ー見る、聞く、作るがテーマでした。
最後に手袋人形で、あめふりくまの子の製作でした。
耳や目は、オリジナルになり、
個性的なくまを手に、保育の現場でも役立つ
歌に合わせた手遊びを演じてみました。

3時間の学習ですが、
心のどこかに根付いてくれると願っています。


by kouyouhs | 2021-06-20 22:23 | 受験生・保護者の皆様へ