佐久間 教育・社会・ほのぼの・プンプン


by kouyouhs

ふれる・かかわる・ そして つながる

「ふれる」・「かかわる」・そして「つながる」
千葉県教育振興基本計画という大きな施策のスローガンです。
いいテーマであり、スローガンだと思います。
人と人との関係、家庭と学校、家庭と地域、学校と地域、学校と学校、・・・・・
またひとりひとりの命との「ふれる」、「かかわる」、「つながる」
奥が深く、また目指すべき方向でもあり、とても気に入っています。

1月31日の午後、千葉県生涯学習審議会、社会教育委員会の会合に出席しました。
座長の聖徳大学生涯学習研究所長の福留先生をはじめ、
委員の方々から学び、学校現場での取組を推進できたらという思いと
できるだけ違った視点で発言してみようと思って参加しました。
とても楽しく、日頃考えたり感じたりしていることを
いつもの私のまま発言してきました。
自分の立ち位置を間違えていなければよいと、今頃反省しています。

平成24年度の千葉県の家庭教育支援(案)について検討していくことになります。
保護者や家庭の役割と責任を自覚していただきながら、
また一方で子育てや家庭教育の支援について
様々な立場で考えていく会議だと理解しています。

会議から帰ってきて、ふっと思ったことです。
学校便りや校長ブログでいつもお願いばかりしていて
押しつけがましい教育論を展開している自分に気づきました。
昔、クレーマーのような保護者に「お母さんも苦労しているんですね。」と
何の気なしに一言漏らしてしまった時、いきなり泣かれたことがあります。
責めるような言葉で「こうしてほしい」「こうしたら」というよりも
「困ってたんですね」という保護者の共感者の立場で
一緒に考えましょうと伝えた方が良かったことがありました。

ふれる・かかわる・つながる、
大人にも褒めたり、共感したり、慰めたりが必要なんだと実感しています。
いい勉強になる会議だと思います。
次回は、高校の校長という立場をしっかり自覚して、
他の校長先生方や、選出した立場の方にご迷惑にならないように
「ちゃんとした校長」を目指します。
by kouyouhs | 2012-02-02 09:31 | 地域の方々へ